【コラム】春の筋肉の痛み予防に気を付けて欲しいこと

渋谷区恵比寿の鍼灸院　『くすのき鍼灸salon.』
は女性による　女性のための　女性を応援する鍼灸サロンです。

院長の　鍼灸マッサージ師　秦　知佳子（はた　ちかこ）です。

いつの時代も女性は大忙し、仕事に家事に子育てに・・・
誰かのためにがんばっていますよね。

家事労働は簡単になったとはいえ、その分、仕事もする女性も増え、実際は忙しくなっています。

仕事と家事の両立というのは想像しているよりもずっと大変です。
放っておいても子どもは育つと言われた時代と違って、さまざまな情報があふれたり、
ママ友付き合いなども増え、ストレスが多くなりつつあります。

いつも自分を後回しでがんばるあなたにも味方は必要です。
毎日我慢してがんばるのではなく、ナチュラルに自分自身も楽しさを感じながらがんばっていきたいですよね。

くすのき鍼灸salon.ではそんなあなたを応援します！！

☆頭痛が慢性的
☆時折めまいがして不安
☆電車に乗っていると動悸がすることがある
☆これって更年期障害・・・・？！
☆このままやりたいことができずに日々過ごすのかな

そんな思いの女性のお悩みをお聞きし、
身体のメンテナンスと心のケアを提供いたします。

もうすぐ4月です！！新しい季節の始まりですね。
ただ、まだまだ寒暖差があり、油断すると朝晩の冷え込みで体調を崩しかねないので、着る服などの調節で気を付けたい季節です。

春は東洋医学では『筋肉』を司る季節。
春に十分に休養が取れていないと、肩こりや首コリ、腰痛など筋肉のこりからくる不調に悩まされやすいです。
急に激しい運動をしてしまったら、肉離れなども起こしかねません。

ではどうしたらそれを予防することができるのか、についてお伝えしていきますね。

春は臓器では『肝臓』が一番働く季節です。
ですので、肝臓に十分に酸素を行き渡らせてあげることがとても重要になってきます。
それでなくても肝臓は体中の代謝に関与しているので、ものすごく大きなエネルギーを必要とする臓器であり、酸素不足は大敵なのです。

花粉症の症状のお持ちの方などは特に酸素不足に陥りやすいです。
それで肝臓が上手く働かないこと、筋肉にも十分な酸素が行き渡らないことが原因となって筋肉が硬くなっていきます。

また、春は植物の姿を見ればよくわかるように、冬の間に温存していたエネルギーを春に使ってどんどんと上に伸びていく季節です。人間も伸び伸びと過ごす季節なのです。
筋肉もしっかりと動いて伸びようとしています。
それが、酸素不足で筋肉が硬いと、伸びたくても硬くて伸びることができません。
そのため、筋肉に痛みが出やすいと考えていただければよいと思います。

春のキーワードは“肝臓”“酸素”“筋肉”と覚えておいてください。

ですので、春の養生は肝臓をいたわることと、酸素をしっかりと巡らすことです。

肝臓をいたわるのは
・油分の摂取は適度に。（悪い油を摂らない）
・早く寝る（23時～3時に眠っていることが望ましいです）
・目を使い過ぎない
・サプリメントや薬などは肝臓で処理されるため、必要以上に飲まないようにする

酸素を巡らすためには
・軽い運動を習慣にする（ウォーキングやラジオ体操など有酸素が望ましいです）
・寝る前などにリラックスの時間を意識して取る。
・集中した仕事の合間にはしっかりと休憩をとって身体を動かしたり、深呼吸をする。

以上のことに気を付けていただければと思います。