【コラム】真夏の熱中症対策は今から必要です！！

渋谷区恵比寿の鍼灸院　『くすのき鍼灸salon.』
は女性による　女性のための　女性を応援する鍼灸サロンです。

院長の　鍼灸マッサージ師　秦　知佳子（はた　ちかこ）です。

いつの時代も女性は大忙し、仕事に家事に子育てに・・・
誰かのためにがんばっていますよね。

家事労働は簡単になったとはいえ、その分、仕事もする女性も増え、実際は忙しくなっています。

仕事と家事の両立というのは想像しているよりもずっと大変です。
放っておいても子どもは育つと言われた時代と違って、さまざまな情報があふれたり、
ママ友付き合いなども増え、ストレスが多くなりつつあります。

いつも自分を後回しでがんばるあなたにも味方は必要です。
毎日我慢してがんばるのではなく、ナチュラルに自分自身も楽しさを感じながらがんばっていきたいですよね。

くすのき鍼灸salon.ではそんなあなたを応援します！！

☆頭痛が慢性的
☆時折めまいがして不安
☆電車に乗っていると動悸がすることがある
☆これって更年期障害・・・・？！
☆このままやりたいことができずに日々過ごすのかな

そんな思いの女性のお悩みをお聞きし、
身体のメンテナンスと心のケアを提供いたします。

さて、ＧＷ真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか？
例年より少し風が冷たいようにも感じますが、さわやかな気候で行楽日和な良いＧＷではと感じます。

5月5日は『立夏』です。暦の上ではもう夏の始まりです。
今回は近年の夏に特に注意していただきたいことをお伝えしていきますね。

近年の夏はかなり気温が上昇し、猛暑となることが多いです。
ひと昔前は体温を超えるような気温はなかったのですが、今は普通に37度、38度の日がありますよね。
外で過ごす時は熱中症対策が必ず必要です。
一番良く言われる熱中症対策はミネラルウォーターを飲むこととなりますが、実は水を飲むだけでは熱中症対策には実際ならないことが多いのです。

現実、猛暑日に外に出て、水を摂らない方はいないと思います。
それでも、熱中症になる方はなります。
また、高齢者の方は家の中にいて、水分摂取も計って欠かさなくても熱中症になる時はなります。高齢者は多いですよね。

ですので、熱中症になるというのは水分摂取以外な大きな要因があるということです。

それは身体の中の熱を外に逃がすことができるかどうかという一人一人の身体の機能にかかっているのです。
いくらたくさん水を飲んでも、熱を発散させることができず、飲んだ水がただ尿として出るだけとなってしまったら熱中症になります。（尿として出すだけでも熱は放出できますが、猛暑時には少ないのかと思われます）

では、身体の熱を外に放出できるためにはどうしたらよいか、といいますと、大きなポイントは『汗』です。
近年はどこへ行ってもエアコンがギンギンにかかっていますし、ご自宅でも汗をかくのが嫌でお風呂上りにもエアコンを入れて汗を出さないようにする方も多いのではと思います。

運動不足やエアコンで汗をかく日常がまったくなくなったという方いらっしゃるのではないでしょうか。そのような生活が熱中症にかかりやすい大きな要因となるのです。
いざ、という時に汗腺が開かず、熱が身体の中にこもり熱中症になるのですね。いくら水分を摂っても熱を一緒に放出する通路が塞がれていたら意味がありません。

また、汗をかかない、というのは熱中症になりやすいだけでなく、他の不調の原因にもなります。例えば汗でしか対外に排出できない老廃物を身体の中に溜めてしまうことになります。

汗をかかないことの怖さを少し感じていただけましたでしょうか？

ただ、注意点は真夏になってから汗をかいても遅いということです。
今の時期から少しづつ汗をかく習慣をつけて、真夏には汗腺がいつも開くようにしておくことが大切です。
冬の間はもちろん熱を逃がさないために汗腺は閉じているので、それを春から夏に開いておくことが必要です。
適度に運動をして汗をかく、あるいは、お風呂でしっかりと汗をかくことを毎日続けていただくことが望ましいです。

寝汗をかくタイプの方は嫌だとは思いますが、これからの季節は出ないよりはマシと考えてください。寝汗は寝汗で汗腺の開き方に問題があるので、治したいところではありますが、とりあえずは着替えをこまめにして対応してくださいね。

真夏になってからでは遅いので、どうぞ今から対策をよろしくお願いいたします！