【喜びの声】原因がわからず治らない股関節の痛みがよくなりました！！立ち仕事だったので助かります！！

渋谷区恵比寿の鍼灸院　『くすのき鍼灸salon.』
は女性による　女性のための　女性を応援する鍼灸サロンです。

院長の　鍼灸マッサージ師　秦　知佳子（はた　ちかこ）です。

いつの時代も女性は大忙し、仕事に家事に子育てに・・・
誰かのためにがんばっていますよね。

家事労働は簡単になったとはいえ、その分、仕事もする女性も増え、実際は忙しくなっています。

仕事と家事の両立というのは想像しているよりもずっと大変です。
放っておいても子どもは育つと言われた時代と違って、さまざまな情報があふれたり、
ママ友付き合いなども増え、ストレスが多くなりつつあります。

いつも自分を後回しでがんばるあなたにも味方は必要です。
毎日我慢してがんばるのではなく、ナチュラルに自分自身も楽しさを感じながらがんばっていきたいですよね。

くすのき鍼灸salon.ではそんなあなたを応援します！！

☆頭痛が慢性的
☆時折めまいがして不安
☆電車に乗っていると動悸がすることがある
☆これって更年期障害・・・・？！
☆このままやりたいことができずに日々過ごすのかな

そんな思いの女性のお悩みをお聞きし、
身体のメンテナンスと心のケアを提供いたします。

今回は長期間にわたる臀部の痛みにお悩みの50代のＴさんをご紹介します。
臀部に痛みが出る場合「坐骨神経痛」と診断されたしますが、今回のTさんは「変形性股関節症」のようだが、それほど大きくない変形だと言われたとのことでした。

腰椎からくる坐骨神経痛だったり、梨状筋症候群といって臀部の神経の通り道が狭くなっていたり、
原因が明確なケースもあります。
前回、ご紹介した膝関節同様、女性は筋肉が弱くなりやすいために股関節がすり減って変形してしまうこともあります。

しかし、Ｔさんはレントゲンでも大きな異常が見られず、梨状筋など股関節周囲の筋肉を緩めてもすぐに痛みが再発していました。
筋肉を緩めた時は痛みも改善しているのですが、また再び筋肉の緊張が起こるのですね。

もしかしたら、

もしかしたら、Tさんと同じように臀部や股関節や鼠径部あたりに痛みや違和感があり、マッサージなどでほぐしてもらうとその時は楽になるけれど、すぐに戻ってしまう・・・というご経験をされたことのある方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。

こういったケースの場合、実は原因は腰椎や臀部の筋肉、股関節にないのです。

ではどこに原因があるのかというと、東洋医学では
『胃』
なんですね。
臀部には有名な胃の反射点もあります。
そして、東洋医学では胃と関連する場所に脾（現代医学で言うと膵臓）が配当されます。
ですので、胃と膵臓の状態をしっかりと把握して、その調整を行うことから始めていきます。

Ｔさんも脈診や腹診で胃と脾に問題が見られましたので、初回から胃を整えるお灸を行っていました。
家でもできるときはお灸をしていただいていました。
背中に据えますので、協力してくれる家族がいらっしゃる時はしていただきました。

食事指導も行い、食養生もできる範囲で行っていただきました。
現代生活のあるあるですが、どうしても糖質の摂取が多いのですね。

現代生活は糖質について糖質オフが推奨されたり、糖質カットの健康法が言われたりもしていますが、活動の糖質はエネルギー源となる大切な栄養素なので、まったく摂らないというのは健康に良いことはありません。

摂る量や質の問題なのです。
白砂糖などの血糖値を急上昇させるものではなく、ゆっくりと血糖値を上げる穀物類で摂取するのが望ましいです。
そして、量もその人の活動のエネルギーと比して考えていかなくてはいけません。

臀部の痛みが血糖値や胃の状態と関わる・・・というと『？？？』
という方の方が多いのかもしれませんが、それが事実なのです。

これからの時代は筋肉を緩めたり、骨盤の調整をしたり、というだけでは改善しにくい病状の方が増えていきそうに感じます。

Tさんはハードな立ち仕事であるために、筋肉の緊張も大きく、それも一つの原因となっていましたので、臀部や下肢の筋緊張を緩める施術も並行して、胃と膵臓の調整をしっかりと行っていきました。
4か月ほどと少し時間がかかりましたが、繰り返す痛みは治まり、今は月に1度のメンテナンスに来院されています。
立ち仕事のためかなりお辛かったご様子なので、ひと安心しました。